展示会レポート

2021/02/15

mc34 レポート

mc34 レポート

合同展示会manicolle tokyo vol,34 レポート

2021年2月3日~5日の3日間、東京ビッグサイトで合同展示会manicolle tokyo vol,34(以下、マニコレ)が開催されました。
開催直前に緊急事態宣言延長の決定と厳しい状況での開催となりました。
こうした状況の中、様々な事情を抱えながらやむを得ず出展キャンセルした出展者が多く出てしまいました。
特に地方から出展される方のキャンセルが目立ちました。

そのような中でも、海外に買付に行けないバイヤー、多くの展示会が、開催延期や規模縮小、オンライン展示会などにシフトしている中、マニコレはギフト・ショーの中で開催されている展示会という事もあり、一番大きな展示会として、直接、見て感じて商品をチェックする数少ない場として、想像していたより多くの来場者がありました。ただ、前回同様、コロナ禍での来場者の特徴としては、地方からの来られる年配の方の来場者は、ほとんど見かけませんでした。
会場であるビッグサイトは天井が高く、高い換気能力がある会場です。
また、展示会には、マスク着用、検温、消毒など、感染対策もしっかりしており、蜜にならず、安心、安全に商談が行われておりました。

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3日間の来場者数は、ギフト・ショー合わせて94,335人と、コロナ以前と比べれば、約半分くらいの来場者数です。
内訳は、3日(水)30,792人、4日(木)33,559人、5日(金)29,984人。
会場規模が縮小されてとはいえ、体感的にもいつもより少ない感じはしました。
しばし暇そうなブースもありましたが、ちらほら商談は行われておりました。
今、生活習慣、生活環境などが大きな変革がある中で、それに見合わせた商品展開をされているところには、数多くの商談があったようです。

直接、自分の目で品定めをする、色合い、質感、重さ、細かなディティール。
そういった機会が大分減ってしまった中で、今回の展示会はバイヤーにとって、重要な会であったようです。
「ここで、何かしら仕入れないと、1年間売る物がない。」ということで、数日にわたって来場されているバイヤーもいました。
その恩恵は、マニコレの出展者にもあり、いつもより仕入れが多かったり、まとめて買い付けてくれたりとしてくれたところもあったようです。
次につなげるという意味で、「次回も出展しますのでよろしくお願いします。」という声も、出展社から沢山いただけました。

マニコレは、出展社同士の距離が近く、情報交換や商品開発、仕入れなども身近に行えるもの特徴の一つだと思っています。
次回は、2021年10月13日(水)~15日(金)の3日間。
東京オリンピックの関係で、いつもより1カ月遅れの10月開催です。
その頃までには、今よりもぐっと良い状況になってくれていることを願っております。
出展社募集は、3月中旬くらいからを予定しております。

出展をご希望される方は、下記のアドレスからご登録をお願いいたします。

https://manicolle.com/free/exhibitor